ノスタルジー

「ワンちゃん宮司の旅の宮余話」(改題)。「ワンちゃん」は、昔、駆出し記者のころ先輩がつけてくれた。このあだ名、今では遥か青春時代のよすがでしょうか。

戦没者慰霊祭

地元A町遺族会主催の慰霊祭が当神社参集殿で行われた。
毎年6月第2日曜日、市長初め議員らを来賓として招き、遺族会員の7割近い150余人が参列して厳粛に斎行されている。
毎年のことだが、慰霊祭前日朝から当神社の氏子総代が五六人奉仕して境内林からサカキの枝を切り出し、玉串を150本ほどつくって祭典に備える。
当日は参列者全員が一人一人玉串を捧げて英霊を拝礼する。
祭典が終わると宮司があいさつがてら一言しゃべる。ことしは「人は神の世界から来て神の世界に帰って行く」といった趣旨の、死後の魂の話を3分間申し上げた。(厚かましくも大方はえらいお人の受け売りである。汗顔の至り。)
遺族会は、この月末バスで靖国神社へお参りするのが例年のスケジュールである。