ノスタルジー

「ワンちゃん宮司の旅の宮余話」(改題)。「ワンちゃん」は、昔、駆出し記者のころ先輩がつけてくれた。このあだ名、今では遥か青春時代のよすがでしょうか。

2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

境内が静寂に包まれることがあります。それは一日一回のときもあるし、何日目かに訪れることもあります。ほんの一瞬です。風の音も、木々のざわめきも、小鳥の声さえも突然途絶えたかのように静まり返る。毎日森の中の社務所にいると、そんな自然の不思議な…

山のかなたに…

アフターファイブ、映画を見た後はネオン通りをそぞろ歩くのが楽しみでした。淡い恋でも生まれそうな春の宵、ちょっと何か起こってもよさそうな、そんな期待に胸ときめかせながら…。 でも、やっぱりいつも何も起きませんでした。夜の早い田舎町、しょんぼり…