社務所の窓口に可愛い女性が立った。ニコッと笑って、頭をぺこり。 一瞬、誰だっけ…。ああSちゃんだ。「久しぶり…」上がりなよ、と事務室へ招く。 「これ…」と彼女が差し出す小さな包み。 「なあに」 「バレンタインでしょ」 「ありゃ、そうだったな」 「ほ…
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