ノスタルジー

「ワンちゃん宮司の旅の宮余話」(改題)。「ワンちゃん」は、昔、駆出し記者のころ先輩がつけてくれた。このあだ名、今では遥か青春時代のよすがでしょうか。

2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

花とあらし

東京のサクラ、去年より13日遅れできょう午後開花したと気象庁。 窓から見える境内のサクラを調べたけど、まだつぼみ。あすか、あさってにはちらほら開くだろうか。ちなみに昨年は30日開花と社務日誌に残しているから、こちらも三四日遅れと予想される。 花…

きょうのため息

氏神さまは、氏子の手で維持運営されてます。 各地区の代表が氏子総代。わが社には40人ほどの総代がいて、これが一国一城の主ばかり。土地柄農業者と紡績会社OBが大半、それに商店主や役人上がりのご隠居さん。一堂に顔をあわせると全くの老人クラブ。 宮…

気分はユ・ウ・ウ・ツ

また雨。暖かい雨には救われるものの、どんより雲の垂れ込めた空はやっぱりうっとうしい。 仕事の手を休めて、何となく窓越しに雨足を眺めていると、玄関に無言の来客。四十代であろうか、見るからに憂うつそうな女性の顔。もぞもぞしていたが、思い切ったよ…

ウグイスの声聞きました

きのうまでと打って変わり、朝から浮き立つような春の陽気。 境内に響くウグイスの声。今年初めて聞きました。社務日誌をめくると、去年は30日に初鳴きと書きとめています。参道のサクラは、もう今ごろ見られたのに、ことしの開花は月末か4月初めになるでし…

タヌキの散歩道

参道を散歩するタヌキの姿を見かけた、という声を時々耳にします。やれやれ、キツネのお宿に続いて今度はタヌキか。 町なかに残された3.5ヘクタールの鎮守の森は、小動物や小鳥にとって格好の住家になっているようです。 私は就任早々、氏子総代の力を借りて…