初盆の7日夕方、社務所を早仕舞いして隣町の親友宅を訪ね、祭壇の彼の位牌に手を合わせた。 「無沙汰ごめん。早いもんだなあ、もう1年たってしまった。そちら(幽界)は、どうだ。お蔭様で俺はまあまあだ」と語りかける。写真の彼は答えるはずもなかったが…
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