ノスタルジー

「ワンちゃん宮司の旅の宮余話」(改題)。「ワンちゃん」は、昔、駆出し記者のころ先輩がつけてくれた。このあだ名、今では遥か青春時代のよすがでしょうか。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

私と酒

時代小説を読んだ後、夜7時のテレビニュースで花より団子のお花見風景を眺め、続いてBSで時代劇「御家人斬九郎」を見終わったら、酒を飲んでみたくなった。 冷蔵庫を開けるまでもなく、我が家に冷えたビールなどあるはずもない。 料理に使う2合ビンがあっ…

「お父さん、離婚考えたことある?」

いつものように、勤め帰りの長女が、車を運転しながら電話してきた。(ブルートゥースを使って社内ハンズフリー電話) 親子のたわいない話ばかりだが、時には今日みたいに突然ドキッとするような問いかけをされることがある。 「お父さん、お母さんとの離婚…

け・い・ち・つ(啓蟄)

3月6日は、啓蟄(けいちつ)――冬ごもりしていた虫たちが、土の中からはい出してくる。 大きらいなヘビ様も動き出す。 私のお仕えしていた愛称「旅の宮」(離宮さんとか大漁の宮とも)は、古くからヘビ山と呼ばれ、ある年には特に「まむし注意」の立て札を森…