ノスタルジー

「ワンちゃん宮司の旅の宮余話」(改題)。「ワンちゃん」は、昔、駆出し記者のころ先輩がつけてくれた。このあだ名、今では遥か青春時代のよすがでしょうか。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

妹よ

隣町に住む末の妹が、久しぶりに電話してきた。 「お兄ちゃん、ちょっと教えて‥‥」 妹の話の内容は、しゅうとめが他界した後引き継いだ自宅の神祭。神棚に、毎朝新しい水、米、塩をお供えして「家内安全」をお祈りしているという。 感心させられた。 神棚の…

ひとのうわさ話。

「小人(しょうじん)閑居して不善をなす 」という成句があるが、私みたいな老人が暇を持て余していると、ふと、何でもない過ぎし日の出来事を思い出すものである。 はるかムカシ(昔)、I新聞に転職して記者駆け出しのころの話である。 仕事は、まず朝の「…

イメージする……彼の女性(ひと)は

母の妹が他界し、その葬儀に参列するため郷里へ帰った。 久しぶりに親戚や幼なじみの顔と出会い、あいさつを交わした。とっさに名前を思い出せず「森の孝夫(仮名)やがな‥」と言われ「あっ、ごめん。見間違ったわ」と笑ってごまかしたものの、ばつが悪かっ…