ノスタルジー

「ワンちゃん宮司の旅の宮余話」(改題)。「ワンちゃん」は、昔、駆出し記者のころ先輩がつけてくれた。このあだ名、今では遥か青春時代のよすがでしょうか。

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

さようなら、ターやん。  その3

報道部員は年中、肩にカメラをぶら下げ行動していた。写真が本職のカメラマンも、時には記事を書いた。地方紙の記者は何でも屋であらねばならない。 あのころ、記者不在の名張支局のカバーは伊賀上野支局が受け持っていたように憶えているが、実状は何とも心…

さようなら、ターやん。  その2

翌日から、報道各社の取材競争が始まった。 当時、伊勢新聞の県警本部記者クラブ詰めはNキャップと私の2人。私は県政記者クラブのカバーもさせられていた。 ベテラン記者のNキャップが、事件の現地へ向かい、私は鑑識課や県の衛生研究所などの取材を受け…

さようなら、ターやん。

ターやんが、亡くなった。 新聞の訃報欄で見て、びっくり。 二度三度、読み返した。 「ターやん」こと田中芳朗さんは元伊勢新聞写真部員(カメラマン)。 年齢は私より一つ上、入社は2年先輩である。 なぜか気が合って「おい、ワンちゃん、行こうや」と私を誘…