ノスタルジー

「ワンちゃん宮司の旅の宮余話」(改題)。「ワンちゃん」は、昔、駆出し記者のころ先輩がつけてくれた。このあだ名、今では遥か青春時代のよすがでしょうか。

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

お幸せに

朝、出仕してほどなく、意気のよい若者が窓口に立った。 にこにこ笑っている。憶えている。去年春、当神社で結婚式を挙げられたTさんだ。 「宮司さん、お久しぶり。今日は結婚一周年記念日で、お礼参りにきました。妻も一緒に来たかったのですが、勤務の都…

ご利益を……

50歳前後と思われる男性が、土曜か日曜日の朝一人お参りされる。 数ヶ月前、社頭で初めてお見かけしたころは軽く会釈を交わすぐらいであったが、近ごろでは私の姿を見ると、お神札授与所の窓口まで歩み寄ってきては、いろいろ話しかけてこられるようになった…