ノスタルジー

「ワンちゃん宮司の旅の宮余話」(改題)。「ワンちゃん」は、昔、駆出し記者のころ先輩がつけてくれた。このあだ名、今では遥か青春時代のよすがでしょうか。

2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

言いわけ

決算だ、監査だ、新年度だ…… 何てぼやいているうちに季節はすっかり移り変わり、境内は若みどりがいっぱい。ツツジも満開。 毎年この時期、明けても暮れても仕事の山崩し。連休など夢の夢。代表役員、宮司とは名ばかり、一人神職の神社の実情です。 あれ、ま…

花の命は……

フレッシュ、フレッシュ 昨日満開を愛でたサクラ、今朝はもう散り初めた。 午後から日差しも戻って、爽やかな微風に誘われるかのようにひとひら、ふたひら。参道は雪が積もったみたいに早や真っ白。ぼんやり眺めていると「花の命は短くて…」と、言い古された…

正直な彼女に幸せを

財布にお金はいってなかった… 先週の日曜だったか、ちょっとおしゃれな二十歳代中ごろと思しき女性がおふだ授与所に立った。 いろんなお守りの中から縁結びの袋を三つ手にとって「迷っちゃう。神主さん選んで」。 私は「この窓口でよく出るのはこの柄、この…

花咲き、花散る

週末が見ごろか 参道のサクラ、あすには満開だろうと期待してきのう帰ったのでしたが、今朝方の雨と強風でがっかり。昼ごろにはかなり散ってしまった。でも、あすになれば新しい蕾がたくさん花開くでしょう。 参道に接する境外公園のサクラは既にほぼ満開。…

人の気持ちなんか……

頭の切れすぎる人 頭の回転が良すぎるのか、何でも人の先へ先へ回り、こちらが返事に困る人がいる。 たとえば社務所での雑談で「あの家のことだから、ごう突く張りの親父が息子の後ろから、神社の寄付なんか出さなくていいぞ、って袖引っ張っているに違いな…

孫と息子と娘

ああ、しんど 息子一家が里帰りしたので、昨日は私も数ヶ月ぶりに完全オフ。おじいちゃん、おじいちゃんと一日中孫に遊び相手をせがまれ、夜帰る車にバイバイした後は疲れがどっと。妻も朝から晩まで「おふくろの味」接待でぐったり。おまけに外でひとり暮ら…