ノスタルジー

「ワンちゃん宮司の旅の宮余話」(改題)。「ワンちゃん」は、昔、駆出し記者のころ先輩がつけてくれた。このあだ名、今では遥か青春時代のよすがでしょうか。

2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ワンちゃんの由来

「ワンちゃん」は、平凡なニックネームです。 新聞記者駆け出しのころ先輩がつけてくれました。 本名に一の字がつくからワンちゃん。その時代、親しい記者仲間はたいていあだ名で呼び合っていました。<写真は遊軍記者のころ> 記憶に残るのは、今なお裁判の…

招かざる訪問者<その二>

神社には、時たまこんな人もやってきます。 「主人とけんかして家出してきたが、思い直して帰ります。ついては電車賃がないので少し貸してくれませんか」と、小太りの中年女。 「警察へは行きたくない事情があるのですよ」と、社務所の玄関先にどっかり腰を…

招かざる訪問者<その一>

私ども小さな田舎の氏神さまでも、それなりに毎日訪問客があります。 善男善女ばかりではありません。まことに迷惑千万な来客?もあります。まずは賽銭ドロ。顔ぶれは大体決まっていて、毎日あるいは一週間おきに賽銭箱と対面しにやってきます。本殿の賽銭箱…

神さまの正体を見たか。

Nさんがお神札授与所からのぞき込んで言った。「ネギ(禰宜)さん、神さんの正体見たか」。私がいつものように「いえ、未だに」と答えると「まだまだ修業が足らんな。わしゃ、きょうもお会いしたぞ」満足そうにニヤリ。Nおじいちゃん、時折私を試して悦に…

憑き物のお祓い(除霊)

キツネなどけものの霊にとりつかれた、いやはや果てはご先祖の霊のたたり?なんて深刻な顔で神社を訪れる人があります。 悩みごとをお聞きすると「悪霊にとりつかれているから、○○神社でお祓いしてもらいなさい」という占い師の<お告げ>で、近くはもとより…

お賽銭、せめて百円玉奮発して・・・

氏神さまと呼ばれる、小さな神社にも賽銭箱がちゃんと置かれています。 賽銭箱に投入されたお賽銭は、適時回収して、銀行へ預け入れます。 ところが、賽銭に多い1円玉、10円玉といった小銭を預け入れる時、今年2月ごろからその都度銀行に手数料を取られるこ…