ノスタルジー

「ワンちゃん宮司の旅の宮余話」(改題)。「ワンちゃん」は、昔、駆出し記者のころ先輩がつけてくれた。このあだ名、今では遥か青春時代のよすがでしょうか。

梅は咲いたか……

 寒風がおさまるのを待って、久しぶりに境外の梅林へ足を延ばした。
 早やつぼみが膨らみ、一輪ニ綸咲き初める木もあった。立春が過ぎてから、寒波に身を縮める日が幾日かやってくるのが当地の例年2月である。
 来週11日は祈年祭(きねんさい)が斎行され、獅子舞行事が行われる。当社の最も忙しい一日がこの日である。
 今秋には、20年に一度の御造替事業を控えており、宮司は平常のお祭や行事と並行して、御造替事業に関する仕事をも進めているだけに、超多忙の日々がずうっと続いている。宮司として最後で最大の事業完遂に日々老体に鞭打っている。
 PCに日記を記すのも久方ぶりである。