ノスタルジー

「ワンちゃん宮司の旅の宮余話」(改題)。「ワンちゃん」は、昔、駆出し記者のころ先輩がつけてくれた。このあだ名、今では遥か青春時代のよすがでしょうか。

賽銭箱に万札

大みそかの宵から元旦夕方まで、私どもの地方では少し冷え込んだものの風がほとんどなく穏やかな年越し参り、初詣日和であった。
私どもの小さな神社でも大賑わい。午前零時前から1時過ぎまでの間、参道から向拝所にかけて参拝者でぎっしり埋まり、お参りに待ち時間ができるほどだった。十年ほど前から参拝者はふえており、年越し参りの賑わいは毎年大混雑。
お蔭様でお賽銭も前年を上回った。中には万円札が10枚を数え、びっくり。これまでも毎年三四枚程度の万円札が投入されていたが、10枚も混じっていたの奉務以来初めて。熊手や破魔矢など縁起物はほぼ完売。境内でのトラブルもなく、やれやれの気持ちであった。
新しい年が平和であるように心からお祈りしたい。